FP3級過去問題 2010年9月学科試験 問20

問20

所得税における医療費控除の額は、対象となる医療費の年間の支出額(保険金等で補てんされる金額を除く)から、10万円と総所得金額等の5%相当額のいずれか低いほうを控除した金額(最高200万円)である。

正解 

問題難易度
72.9%
×27.1%

解説

医療費控除とは、納税者が自分自身または家族のために支払った医療費が1年間(1/1~12/31)に10万円を超えた場合に、その超えた部分に相当する額を所得から控除できる制度です(最高200万円)。医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。

医療費控除額は以下の式で計算します。

 医療費控除額(最高200万円)=支払った医療費の総額-A-B
 A:保険等で補てんされる金額
 B:10万円と総所得金額等の5%相当額のうち低い方

したがって記述は[適切]です。