FP3級過去問題 2010年5月学科試験 問46

問46

Aさんの2020年分の給与所得の金額が800万円、事業所得の損失金額が100万円、一時所得の損失金額が50万円であるとき、Aさんの2020年分の総所得金額は、()である。
  1. 650万円
  2. 675万円
  3. 700万円

正解 3

問題難易度
肢129.5%
肢216.2%
肢354.3%

解説

損益通算とは、所得税における総所得金額の計算上、個別に計算した各所得のうち黒字の所得金額と赤字の所得金額を相殺することです。ただし損益通算が認められる所得は以下の4種類に制限されています。4つの所得は富士山上(フジサンジョウ)の語呂合わせで覚えましょう。
  • 不動産所得(土地の取得に充てた借入金の利子を除く)
  • 事業所得
  • 山林所得
  • 譲渡所得(土地・建物、上場株式、生活に通常必要でない資産の譲渡を除く)
この4種類の所得の1年間の収支が損失である場合には、その金額を給与所得や一時所得などを合算した総所得金額から差し引くことが認められています。

設問のケースでは、給与所得の金額と赤字の事業所得は相殺されますが、一時所得は損益通算の対象外なので損失を総所得金額から減じることはしません。したがって、総所得金額は給与所得から事業所得の損失を差し引いた700万円になります。

 800万円-100万円=700万円