FP3級過去問題 2009年1月学科試験 問45

問45

ポートフォリオ運用において、ほとんど逆の値動きをする2つの資産がある場合、これらの資産の相関係数は限りなく()に近くなる。
  1. 1
  2. -1
  3. 0

正解 2

問題難易度
肢19.4%
肢273.5%
肢317.1%

解説

相関係数は、2つの変数の間にある関連性の強弱を表す値で、-1から+1の間の値をとります。投資においては2つの銘柄の値動きの関連性を表すのに用いられ、相関係数が+1に近いほど同じ値動き、-1に近いほど逆の値動きをする傾向があることを示します。0(ゼロ)に近い場合は2資産間の値動きに関連性はないと判断されます。

相関係数が+1のときは、2つの資産が同一の値動きをするのでリスク軽減効果は"なし"、相関係数が-1のときは、2つの資産が正反対の値動きをするのでリスク軽減効果は"最大"となります。
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ほとんど逆の値動きをする2つの資産の相関係数は、限りなく-1に近づきます。したがって[2]が正解です。