FP3級過去問題 2009年1月学科試験 問43

問43

株式投資信託の運用スタイルにおいて、()とは、ファンドマネージャーやアナリスト等が得た個別企業の情報をもとに、企業の将来性や魅力を評価して、ポートフォリオを構築する手法である。
  1. パッシブ運用
  2. トップダウン・アプローチ
  3. ボトムアップ・アプローチ

正解 3

問題難易度
肢119.1%
肢221.6%
肢359.3%

解説

株式投資信託に銘柄を組み入れていくアプローチの仕方は、以下の3つに大別することができます。
トップダウン・アプローチ
経済・社会・政治などを取り巻く環境の分析から業種別や国・地域別の比率を決めてその中で組み入れ銘柄を選んで投資する方法
ボトムアップ・アプローチ
個別企業の訪問リサーチや企業別業績などで魅力のある銘柄を選んでポートフォリオを構築する方法
マーケット・ニュートラル
相関する2銘柄以上の買いと売りを組み合わせ、市場全体の変動に対して中立(ニュートラル)な立場を保ったまま、収益の獲得を目指す方法
個々の企業を分析を銘柄選定の軸とし、優良と判断した企業への投資を積み上げてポートフォリオを構築するスタイルはボトムアップ・アプローチです。したがって[3]が正解です。