FP3級過去問題 2009年1月学科試験 問30

問30

上場株式の相続税における財産評価は、その株式が上場されている金融商品取引所の公表する課税時期の最終価格か、その課税時期の属する月以前1カ月間の毎日の最終価格の平均額のうち、いずれか高い価格によって評価する。

正解 ×

問題難易度
17.5%
×82.5%

解説

相続により取得した上場株式の相続税評価額は、以下の4つの価格のうち最も低い金額を基準に計算します。複数の期間のうち最も低い値を選択するようになっているのは、課税時期に一時的に急騰した株価を評価額とすることを避けるためです。
  • 課税時期の最終価格
  • 課税時期の属する月の毎日の最終価格の平均
  • 課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均
  • 課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均
課税時期の前々月(2カ月前)についての説明が不足しているので[誤り]です。