贈与と法律(全21問中3問目)
No.3
定期贈与とは、贈与者が受贈者に対して定期的に財産を給付することを目的とする贈与をいい、贈与者または受贈者の死亡によって、その効力を失う。2023年1月試験 問26
広告
正解
問題難易度
○77.1%
×22.9%
×22.9%
分野
科目:F.相続・事業承継細目:1.贈与と法律
解説
定期贈与は、贈与者が受贈者に対し、定期的に金銭等の財産を給付する契約です。「10年間の間、毎年100万円あげる」などが定期贈与の例です。定期贈与は、契約に別段の定めがない限り、贈与者または受贈者の死亡によりその効力を失います。多くの場合、定期贈与は当事者同士の人間関係を基礎としていて、権利義務が相続人に承継されるのは適当ではないためです。このため、一方が死亡したときに契約で定めた定期給付が残っていたとしても、贈与者の相続人に支払義務はなく、受贈者の相続人も給付を受けることはできません。
したがって記述は[適切]です。
広告