〔(ア)について〕
一般的に投資信託を購入する際には手数料がかかります。この手数料は、販売する金融機関ごとに異なります。この購入時手数料がゼロの商品もあり、ノーロード型（no load）と呼ばれます。
オープン型（追加型）とは、運用開始した後、いつでも購入や売却ができる投資信託です。逆に募集は設定時のみ行われ、償還まで追加募集や償還が行われない投資信託を「クローズ型（単位型）」といいます。

〔(イ)について〕
運用管理費用（信託報酬）は、投資信託を保有している間、具体的な運用を行う運用会社に対して支払う運用や管理の対価です。信託財産の中から年○%といった形で日々差し引かれます。

〔(ウ)について〕
信託財産留保額は、保有している投資信託を途中で解約（売却）する際に徴収される手数料です。売却に係る費用をその解約者に負担させることを目的とし、売却の換金代金から差し引かれます。差し引かれた金額は、運用会社や販売会社の収益とならず信託財産に残されます。

したがって適切な記述は[2]です。