FP3級過去問題 2025年5月学科試験 問40

問40

個人年金保険(保証期間付終身年金)において、契約者(=保険料負担者)、被保険者および年金受取人がAさんの父親である場合、保証期間内にAさんの父親が死亡し、残りの保証期間についてAさんが受け取る年金の年金受給権は、()の課税対象となる。
  1. 贈与税
  2. 相続税
  3. 所得税

正解 2

問題難易度
肢111.7%
肢267.3%
肢321.0%

解説

保証期間付終身年金保険は、保証期間中は被保険者の生死にかかわらず、保証期間後は被保険者が生存している限り年金を受け取れる保険です。

保証期間内に被保険者かつ年金受取人(Aさんの父親)が死亡すると、残りの保証期間分の年金受給権は遺族(Aさん)に相続され、その遺族が保証期間満了まで年金を受給することになります。相続・遺贈によって取得する財産であるため、Aさんが取得した年金受給権は相続税の課税対象となります。

したがって[2]が適切です。