FP3級 2024年5月 実技(金財:保険)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさんおよび長男Cさんとの3人家族である。Aさんは、住宅ローンを利用して2023年10月に新築マンションを取得し、同月中に入居した。また、Aさんは、生命保険の見直しを行った結果、2023年中に終身保険を解約し、解約返戻金を受け取っている。

〈Aさんとその家族に関する資料〉
Aさん(38歳)
会社員
妻Bさん(40歳)
2023年中に、パートタイマーとして給与収入80万円を得ている。
長男Cさん(10歳)
小学生。2023年中の収入はない。

〈Aさんの2023年分の収入等に関する資料〉
  1. 給与収入の金額:800万円
  2. 終身保険の解約返戻金
    契約年月
    2008年4月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    解約返戻金額
    240万円
    正味払込保険料
    270万円

〈Aさんが利用した住宅ローンに関する資料〉
借入年月
2023年10月
2023年12月末の借入金残高
2,200万円
  • ※住宅借入金等特別控除の適用要件は、すべて満たしている。
  • 妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。