FP3級 2024年5月 実技(金財:保険)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさん(70歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。Aさんは、後継者である長男Bさん(45歳)への事業の承継にめどがつき、今期で第一線から退くつもりでいる。
Aさんは、この機に、従業員の福利厚生の充実を図りたいと考え、従業員に対する退職金準備の方法について生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談したところ、下記の養老保険(福利厚生プラン)の提案を受けた。また、中小企業退職金共済制度の説明を受けた。
〈Aさんが提案を受けた養老保険(福利厚生プラン)に関する資料〉
Aさんは、この機に、従業員の福利厚生の充実を図りたいと考え、従業員に対する退職金準備の方法について生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談したところ、下記の養老保険(福利厚生プラン)の提案を受けた。また、中小企業退職金共済制度の説明を受けた。
〈Aさんが提案を受けた養老保険(福利厚生プラン)に関する資料〉
- 保険の種類
- 養老保険(特約付加なし)
- 契約者(=保険料負担者)
- X社
- 被保険者
- 全役員・全従業員(30名)
- 死亡保険金受取人
- X社
- 満期保険金受取人
- 被保険者の遺族
- 死亡保険金額
- 500万円(1人当たり)
- 保険期間・保険料払込期間
- 60歳満了
- 年払保険料
- 600万円(30名の合計)
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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