FP3級過去問題 2024年5月学科試験 問4

問4

国民年金の第2号被保険者である公務員が確定拠出年金の個人型年金に加入する場合、掛金の拠出限度額は年額14万4,000円である。

正解 

問題難易度
45.9%
×54.1%

解説

確定拠出年金の個人型年金(iDeCo)の拠出限度額は以下のようになっています。
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国民年金の第2号被保険者である公務員の掛金限度額は、原則として年額240,000円(月額20,000円×12月)までになります。

したがって記述は[誤り]です。

【補足】
公務員には企業型年金はなく、DBに相当する年金払い退職給付制度があります。厳密にいえば、掛金月額は「月額55,000円からDB等の他制度掛金相当額(仮想掛金額)を控除した額」以内とされますが、年金払い退職給付の掛金相当額が35,000円となるのは年収が2,800万円以上の人なので、大多数の人は月額20,000円まで拠出可能です。