FP3級 2024年1月 実技(金財:保険)

【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
 個人で不動産賃貸業を営んでいるAさん(67歳)の推定相続人は、妻Bさん、長男Cさんおよび二男Dさんの3人である。
 Aさんは、妻Bさんには相応の現預金を、長男Cさんには自宅および自宅に隣接する賃貸アパートを相続させたいと考えており、遺言書の作成を検討している。

〈Aさんの推定相続人〉
妻Bさん(66歳)
Aさんと自宅で同居している。
長男Cさん(42歳)
会社員。妻と子がおり、Aさん夫妻と同居している。
二男Dさん(39歳)
会社員。妻と子の3人で戸建て住宅(持家)に住んでいる。

〈Aさんの主な所有財産(相続税評価額、下記の生命保険を除く)〉
現預金
4,000万円
自宅(敷地330㎡)
7,000万円(注)
自宅(建物)
1,000万円
賃貸アパート(敷地300㎡)
5,000万円(注)
賃貸アパート(建物)
3,000万円
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額

〈Aさんが現在加入している生命保険に関する資料〉
保険の種類
一時払終身保険
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
妻Bさん
死亡保険金額
1,500万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。