FP3級過去問題 2024年1月学科試験 問32

問32

退職により健康保険の被保険者資格を喪失した者で、喪失日の前日までに継続して()以上被保険者であった者は、所定の申出により、最長で()、健康保険の任意継続被保険者となることができる。
  1. ① 1カ月  ② 2年間
  2. ① 2カ月  ② 1年間
  3. ① 2カ月  ② 2年間

正解 3

問題難易度
肢19.7%
肢210.1%
肢380.2%

解説

健康保険の任意継続とは、会社の健康保険に加入していた人が、会社を辞めた後に、本人の希望により在職時の健康保険に個人で継続して加入できる制度です。在職中に支払う健康保険料は労使折半ですが、任意継続では全額が自己負担になります。

任意継続被保険者になりたい人は、会社を辞めてから(被保険者の資格を失ってから)20日以内に自ら申し出て手続きを行う必要があります。任意継続で加入できる期間は最長で2年間です。また任意継続被保険者となるには、健康保険の被保険者期間が退職日までに継続して2カ月以上あることが要件です。任意継続とくれば数字は2です。

したがって①には2か月、②には2年間が入ります。