FP3級 2023年9月 実技(金財:個人)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 Aさん(55歳)は、昨年、父親の相続によりX市内の実家(甲土地および建物)を取得した。法定相続人は、長男のAさんのみであり、相続に係る申告・納税等の手続は完了している。
 Aさんは、別の都市に自宅を所有し、家族と居住しているため、相続後に空き家となっている実家(築45年)の売却を検討している。しかし、先日、友人の不動産会社の社長から、「甲土地は、最寄駅から徒歩5分の好立地にあり、相応の住宅需要が見込める。自己建設方式による賃貸マンションの建築を検討してみてはどうか」との提案があったことで、甲土地の有効活用にも興味を持ち始めている。

<甲土地の概要>
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  • 指定建蔽率および指定容積率とは、それぞれ都市計画において定められた数値である。
  • 特定行政庁が都道府県都市計画審議会の議を経て指定する区域ではない。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。