FP3級過去問題 2023年9月学科試験 問2

問2

アルバイトやパートタイマーが、労働者災害補償保険の適用を受けるためには、1週間の所定労働時間が20時間を超えていなければならない。

正解 

問題難易度
21.0%
×79.0%

解説

労働者災害補償保険(労災保険)は、業務上の事故や通勤途中の事故によって生じたケガ、病気、障害、死亡などに対して必要な給付をする制度です。業務規模や雇用形態によらず労働者を1人でも雇う事業者は労災保険への加入義務があります。労災保険は、会社と従業員がともに負担する社会保険料や雇用保険料と異なり、保険料全額を事業主が負担する仕組みになっています。

労災保険における労働者とは、「職業の種類を問わず、事業に使用される者で、賃金を支払われる者」をいい、労働者であればアルバイトやパートタイマー等の雇用形態、労働時間の長短、国籍などに関係なく全員が適用対象となります。

したがって記述は[誤り]です。

※1週間の所定労働時間が20時間未満の労働者が被保険者の範囲から除外されるのは、労災保険ではなく雇用保険です。

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