FP3級 2023年5月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさん、長女Cさんおよび二女Dさんとの4人家族である。Aさんは、2023年中に「ふるさと納税」の制度を初めて利用し、10の地方自治体に計8万円の寄附を行っている。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(48歳)
会社員
妻Bさん(45歳)
2023年中に、パートタイマーとして給与収入90万円を受け取っている。
長女Cさん(17歳)
高校生。2023年中の収入はない。
二女Dさん(13歳)
中学生。2023年中の収入はない。

<Aさんの2023年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:780万円
  2. 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
    契約年月
    2014年4月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    解約返戻金額
    330万円
    正味払込保険料
    300万円
  3. 上場株式の譲渡損失の金額(証券会社を通じて譲渡したもの):10万円
  • 妻Bさん、長女Cさんおよび二女Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしてい
    る。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。