FP3級 2023年5月 実技(金財:保険)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 Aさん(55歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。X社は、現在、下記の<資料1>の生命保険に加入している。
 また、Aさんは最近、銀行から融資を受けたことをきっかけに、新たに事業保障資金の準備を検討している。
 そこで、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんは、Aさんに対して、下記の<資料2>の生命保険を提案した。

<資料1>X社が現在加入している生命保険の契約内容
保険の種類:5年ごと利差配当付長期平準定期保険(特約付加なし)
契約年月日
2008年6月1日
契約者(=保険料負担者)
X社
被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
X社
保険期間・保険料払込期間
95歳満了
死亡・高度障害保険金額
1億円
年払保険料
240万円
65歳時の解約返戻金額
5,500万円
65歳時の払込保険料累計額
6,000万円
<資料2>Aさんが提案を受けた生命保険の内容
保険の種類:無配当定期保険(無解約返戻金型・特約付加なし)
契約者(=保険料負担者)
X社
被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
X社
保険期間・保険料払込期間
10年(自動更新タイプ)
死亡・高度障害保険金額
1億円
年払保険料
80万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。