FP3級 2023年5月 実技(金財:保険)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 会社員のAさん(52歳・全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者)は、妻Bさん(50歳)および長女Cさん(19歳)との3人暮らしである。先日、Aさんは、Y生命保険の営業担当者からがん保険の見直しの提案を受けた。Aさんは、30代の頃からX生命保険のがん保険に加入しており、保障内容がより充実しているものであれば、見直してもよいと考えている。
 そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

<Aさんが提案を受けたY生命保険のがん保険に関する資料>
保険の種類:5年ごと配当付終身がん保険(終身払込)
月払保険料:7,300円
契約者(=保険料負担者)・被保険者・受取人:Aさん
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  1. 生まれて初めて所定のがん(悪性新生物)と診断された場合や、前回当該給付金の支払事由に該当した日から1年経過後に、新たに所定のがん(悪性新生物)と診断された場合に一時金が支払われる。
  2. がん(悪性新生物)の治療を目的とする入院、所定の手術または放射線治療をした月ごとに支払われる。
  3. がん(悪性新生物)の治療を目的とする所定の抗がん剤治療をした月ごとに支払われる。
<Aさんが現在加入しているX生命保険のがん保険に関する資料>
保険の種類:無配当終身がん保険(終身払込)
契約年月日:2005年10月1日/月払保険料:4,100円
契約者(=保険料負担者)・被保険者・受取人:Aさん
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(注)生まれて初めて所定のがん(悪性新生物)と診断された場合に一時金が支払
われる。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。