FP3級過去問題 2023年5月学科試験 問8

問8

自動車保険の人身傷害保険では、被保険者が被保険自動車を運転中、自動車事故により負傷した場合、損害額から自己の過失割合に相当する部分を差し引いた金額が補償の対象となる。

正解 

問題難易度
25.6%
×74.4%

解説

人身傷害(補償)保険は、被保険者や搭乗者が自動車事故で死傷または後遺障害を負った場合に、保険金額を限度として治療費などの損害額が支払われる保険です。一般に、自動車事故では当事者の過失割合に応じ、相手方に支払われる賠償額が減額(過失相殺)されるため、原則として損害額のうち自己の過失相当分については自己負担となります。しかし、人身傷害(補償)保険に加入していれば、自分の過失割合に関係なく、相手方との交渉結果を待たずに、搭乗者の傷害に係る実際の損害額が保険金として支払われます。

したがって記述は[誤り]です。

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