FP3級 2023年1月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさん、長女Cさんおよび長男Dさんとの4人家族である。Aさんは、2023年8月、国内銀行に預け入れていた外貨定期預金を満期時に円貨で払い戻しており、その際に為替差損が生じている。なお、雑所得の金額の前の「▲」は赤字であることを表している。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(52歳)
会社員
妻Bさん(50歳)
2023年中に、パートタイマーとして給与収入80万円を得ている。
長女Cさん(24歳)
大学院生。2023年中の収入はない。
長男Dさん(20歳)
大学生。2023年中の収入はない。
<Aさんの2023年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:820万円
  2. 不動産所得の金額:30万円
  3. 雑所得の金額(外貨定期預金に係る為替差損):▲5万円
(注)Aさんは、外貨定期預金の預入時および預入期間中に為替予約を締結していない。
  • 妻Bさん、長女Cさんおよび長男Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。