FP3級 2022年9月 実技(金財:保険)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさんおよび長男Cさんとの3人家族である。Aさんは、2024年中に一時払養老保険の満期保険金を受け取っている。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(50歳)
会社員
妻Bさん(47歳)
2024年中に、パートタイマーとして給与収入90万円を得ている。
長男Cさん(19歳)
大学生。2024年中の収入はない。
<Aさんの2024年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:800万円
  2. 一時払養老保険(10年満期)の満期保険金
    契約年月
    2014年6月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    満期保険金受取人
    Aさん
    満期保険金額
    330万円
    正味払込保険料
    300万円
<Aさんが2024年中に支払った生命保険の保険料に関する資料>
  1. 終身保険(特約付加なし)
    契約年月:2007年5月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
    年間正味払込保険料:18万円(全額が一般の生命保険料控除の対象)
  2. 終身介護保険(死亡保障なし)
    契約年月:2024年7月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
    年間正味払込保険料:12万円(全額が介護医療保険料控除の対象)
  • 妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。