FP3級過去問題 2022年9月学科試験 問16

問16

個人が国内において支払を受ける預貯金の利子は、原則として、20.315%の税率により所得税および復興特別所得税と住民税が源泉徴収等され、課税関係が終了する。

正解 

問題難易度
83.5%
×16.5%

解説

預貯金の利息は利子所得となり、原則として、受取時に所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%が源泉徴収されます(合計20.315%、1円未満切り捨て)。源泉分離課税のため、この手続きにより課税関係が終了します。

仮に残高に対して1,000円の利子が付いた場合には、「1,000円×20.315%=203.15円」の所得税が引かれた後の「1,000円-203円=797円」が口座に入金される仕組みになっています。

したがって記述は[適切]です。