FP3級 2022年5月 実技(FP協会:資産設計)問3(改題)
問3
下記<資料>は、MXファンドの販売用資料(一部抜粋)である。この投資信託に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問において、特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度をNISAといい、NISA口座内に設定される特定非課税管理勘定を成長投資枠という。- MXファンドは、NISA口座内の成長投資枠で購入することはできない。
- MXファンドは、運用状況によっては収益分配金が支払われないこともある。
- MXファンドを購入する際、投資家が支払う購入代金は「基準価額(1万口当たり)1万口×購入口数+購入時手数料(税込)+運用管理費用(信託報酬)(税込)」である。
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
- 適切。成長投資枠は、国内外の上場株式、株式投資信託、ETF、REITなどを投資対象とします。ただし、MXファンドのような「毎月分配型」の投資信託は、長期的な資産形成に向かないため、2024年からの成長投資枠では投資対象外とされています。
- 適切。収益分配金は株式の配当のようなものです。運用成績によって増減し、支払われないこともあります。
- [不適切]。購入時に支払うのは売買金額と購入時手数料だけです。運用管理費用(信託報酬)は、投資信託の保有中に発生する費用で、具体的な運用を行う運用会社に対して支払う運用や管理の対価です。信託財産の中から年○%といった形で日々差し引かれます。
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