FP3級 2022年1月 実技(FP協会:資産設計)問18
問18
航平さんは、長女あかりさんの進路が決定したのちに、住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの成田さんに質問をした。住宅ローンの繰上げ返済に関する成田さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。- 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」
- 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」
- 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
- [不適切]。繰上げ返済は、毎月の返済とは別に、ローンの元金部分を前倒しで返済するものです。利息部分ではありません。
- 適切。繰上げ返済額が同じであっても、繰上げ返済を行う時期が早いほど利息軽減効果は高くなります。また期間短縮型の方が利息軽減効果が高いです。
- 適切。繰上げ返済には、毎月の返済額を変更せずに残りの返済期間を短くする期間短縮型と、返済期間を変更せずに毎月の返済額を減額する返済額軽減型があります。
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