FP3級 2021年9月 実技(金財:個人)

【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
 非上場企業であるX株式会社(以下、「X社」という)の代表取締役社長であったAさんは、2023年7月8日に病気により70歳で死亡した。
 Aさんは、自宅に自筆証書遺言を残していた。また、妻Bさんは、X社から死亡退職金6,000万円を受け取っている。

<Aさんの親族関係図>
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<Aさんの主な相続財産(みなし相続財産を含む)>
現預金等
8,000万円
自宅(敷地300㎡)
5,000万円(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の相続税評価額)
自宅(建物)
1,000万円(固定資産税評価額)
X社株式
1億9,000万円(相続税評価額)
死亡退職金
6,000万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。