FP3級 2021年9月 実技(金財:個人)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 会社員のAさん(27歳)は、投資信託による資産運用を始めたいと思っているが、これまで投資経験がなく、投資信託の仕組み等について、あまり知識がない。また、少額から始められる資産運用の方法として、NISAのつみたて投資枠に関心があるが、その内容等について理解していない。そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Mさんは、X投資信託を例に、Aさんに投資信託の説明を行うことにした。

<X投資信託(公募追加型株式投資信託)に関する資料>
 銘柄名:日経225インデックス(つみたて投資枠対象銘柄)
投資対象地域/資産
国内/株式
対象インデックス
日経平均株価
信託期間
無期限
基準価額
12,100円(1万口当たり)
決算日
年1回(10月12日)
購入時手数料
なし
運用管理費用(信託報酬)
0.187%(税込)
信託財産留保額
なし
解約手数料
なし
  • 《設例》および各問において、以下の名称を使用している。
    ・特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度=「NISA」
    ・NISA口座内に設定される特定累積投資勘定=「つみたて投資枠」
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。