FP3級 2021年9月 実技(金財:保険)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさんおよび母Cさんとの3人家族である。Aさんは、2024年中に一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金500万円を受け取っている。また、Aさんは、これまで2024年中に解約した一時払変額個人年金保険以外の生命保険に加入したことはなかったが、医療保障の必要性を感じ、2024年3月にX生命保険の終身医療保険に加入した。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(48歳)
会社員
妻Bさん(45歳)
専業主婦。2024年中の収入はない。
母Cさん(71歳)
2024年中に老齢基礎年金50万円および遺族厚生年金50万円を受け取っている。
<Aさんの2024年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:750万円
  2. 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
    契約年月
    2016年3月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    解約返戻金額
    500万円
    正味払込保険料
    400万円
<Aさんが2024年中に支払った生命保険の保険料に関する資料>
保険の種類
終身医療保険(死亡保障なし)
契約年月
2024年3月
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
年間正味払込保険料
100,000円
  • 妻Bさんおよび母Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。