FP3級 2021年9月 実技(金財:保険)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 Aさん(45歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。Aさんは、事業保障資金の確保の方法や自身の退職金準備の方法について検討しており、まずは、事業保障資金の確保を目的とした生命保険に加入しようと考えている。
 そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談したところ、下記の<資料>の生命保険の提案を受けた。

<資料>Aさんが提案を受けた生命保険の内容
保険の種類
無配当定期保険(特約付加なし)
契約者(=保険料負担者)
X社
被保険者
Aさん
死亡・高度障害保険金受取人
X社
死亡・高度障害保険金額
1億円
保険期間・保険料払込期間
70歳満了
年払保険料
90万円
最高解約返戻率
48%
  • 保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更することができる。
  • 所定の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。