FP3級過去問題 2021年5月学科試験 問26
問26
子が同一年中に父と母のそれぞれから贈与を受けた場合、その年分の暦年課税による贈与税額の計算上、課税価格から控除する基礎控除額は、最高で220万円である。広告
正解
問題難易度
○19.6%
×80.4%
×80.4%
分野
科目:F.相続・事業承継細目:2.贈与と税金
解説
贈与税の課税方式には「暦年課税」と「相続時精算課税」があります。暦年課税では、その年の1月1日から12月31日までの1年間に、贈与により取得した財産の価額の合計額から基礎控除額の110万円を控除した残りの額に対して課税されます。暦年課税の基礎控除額は、贈与をした人ごとではなく、贈与を受けた人ごとに1年間で110万円となります。「もらった人」を基準とするので、基礎控除額は贈与者の人数にかかわらず110万円となります。したがって記述は[誤り]です。
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