FP3級過去問題 2021年3月学科試験 問56

問56

夫婦間で居住用不動産を贈与した場合に贈与税の配偶者控除の適用を受けるためには、贈与があった日において夫婦間の婚姻期間が()以上なければならない。
  1. 10年
  2. 15年
  3. 20年

正解 3

解説

「贈与税の配偶者控除」とは、贈与日において婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、"居住用不動産"または"居住用不動産を取得するための金銭"の贈与が行われた場合、基礎控除110万円のほかに最高2,000万円まで控除できるという制度です。20年・2,000万円が問われるので、贈与税の配偶者控除ときたら2と覚えましょう。

この制度の適用を受けるための要件は、贈与日における婚姻期間が20年以上であることです。したがって[3]が適切です。