FP3級過去問題 2021年3月学科試験 問8

問8

変額個人年金保険は、特別勘定の運用実績に基づいて将来受け取る年金額や死亡給付金額が変動し、一般に、当該保険契約における年金額や死亡給付金額は最低保証されていない。

正解 ×

解説

変額保険は、保険商品に組み込む投資信託などを契約者が選択し、その運用実績により将来受け取る保険金額や年金額、解約返戻金が変動する投資性の強い保険です。

運用実績によって変動する部分は特別勘定と呼ばれ、保険会社が運用する一般勘定とは別に管理されます。基本的に元本保証商品ではありませんが、死亡給付金については最低保証が設定されています。最近では、年金原資や年金受取総額に最低保証のあるタイプを取り扱う会社が増加しています。

変額個人年金保険は、解約返戻金については最低保証されませんが、死亡給付金(商品によっては年金額)については最低保証があるので記述は[誤り]です。