FP3級 2019年5月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 上場企業に勤務する会社員のAさんは、妻Bさんおよび母Cさんとの3人暮らしである。Aさんは、2023年中に母Cさんの入院・手術・通院に係る医療費を支払ったため、医療費控除の適用を受ける予定である。なお、不動産所得の金額の前の「▲」は赤字であることを表している。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(57歳)
会社員
妻Bさん(55歳)
2023年中に、パートタイマーとして給与収入100万円を得ている。
母Cさん(83歳)
2023年中の収入は公的年金(老齢基礎年金)のみであり、その収入金額は70万円である。
<Aさんの2023年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:1,200万円
  2. 不動産所得の金額:▲50万円(土地等の取得に係る負債の利子はない)
  • 妻Bさんおよび母Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。