FP3級 2019年1月 実技(金財:保険)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 個人事業主であるAさん(49歳)は、妻Bさん(47歳)、長男Cさん(22歳・大学4年生)および長女Dさん(20歳・大学2年生)の4人で自宅兼オフィスに居住している。Aさんは、子どもの教育費にめどがついたこともあり、老後の生活資金の準備を始めたいと考えている。
 そこで、Aさんは懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。なお、Aさんの現在の収入および資産状況に関する資料等は、以下のとおりである。

<Aさんの現在の収入および資産状況に関する資料>
収入金額
800万円(Aさんは70歳まで働きたいと考えている)
現在の貯蓄額
1,000万円
  • Aさんおよび妻Bさんともに、20歳から現在まで国民年金に第1号被保険者として加入し、保険料の未納期間や免除期間はない。
<Aさんが現在加入している生命保険の契約内容>
  1. 終身保険(60歳払込満了、特約付加なし)
    契約年月日:1990年5月1日
    月払保険料(口座振替):11,340円
    契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん/死亡保険金受取人:妻Bさん
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  2. 定期保険特約付終身保険(60歳払込満了)
    契約年月日:2010年6月1日
    月払保険料(口座振替):23,740円
    契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん/死亡保険金受取人:妻Bさん
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  • 2020年6月1日、特約を更新している。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。