FP3級 2018年1月 実技(金財:保険)

【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
 Aさん(70歳)の推定相続人は、妻Bさん(70歳)、長女Cさん(42歳)および長男Dさん(40歳)の3人である。
 Aさんは、妻Bさんには現預金および自宅を、長女Cさんには自宅に隣接する賃貸アパートを相続させたいと考えており、遺言書の作成の準備を検討している。また、
 Aさんは、現在、生命保険に加入していないため、相続対策として一時払終身保険への加入を検討している。

<Aさんの家族構成>
妻Bさん
Aさんと自宅で同居している。
長女Cさん
公務員。Aさん夫婦と同居している。
長男Dさん
会社員。妻と子2人で賃貸マンションに暮らしている。

<Aさんが保有する主な財産(相続税評価額)>
現預金
6,000万円
自宅(敷地360㎡)
5,000万円(注)
自宅(建物)
1,000万円
賃貸アパート(敷地300㎡)
3,500万円(注)
賃貸アパート(建物)
3,000万円(年間収入500万円)
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額

<Aさんが加入を検討している一時払終身保険の内容>
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
長女Cさん
死亡保険金額
2,000万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。