FP3級 2018年1月 実技(金財:保険)問1
問1
はじめに、Mさんは、国民年金の制度について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「老齢基礎年金を受給するためには、原則として、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間を合算した期間が(①)年必要です。Aさんは、原則として65歳から老齢基礎年金を受給することができます。
Aさんが老後の年金収入を増やすために、所定の手続により、国民年金の定額保険料に加えて、月額(②)円の付加保険料を納付し、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合、Aさんは、老齢基礎年金と『(③)円×付加保険料納付済期間の月数』の算式で計算した付加年金を受け取ることができます」
Aさんが老後の年金収入を増やすために、所定の手続により、国民年金の定額保険料に加えて、月額(②)円の付加保険料を納付し、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合、Aさんは、老齢基礎年金と『(③)円×付加保険料納付済期間の月数』の算式で計算した付加年金を受け取ることができます」
- ① 10 ② 400 ③ 200
- ① 25 ② 400 ③ 400
- ① 40 ② 200 ③ 400
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
〔①について〕
老齢基礎年金を受給するためには、原則として保険料納付済期間と保険料免除期間を合算した期間が10年以上あることが必要です。
〔②、③について〕
付加保険料は、国民年金保険料に加えて月額400円を納めることで、老齢基礎年金に加えて年額「200円×付加保険料納付期間の月数」の付加年金を受け取ることができる制度です。国民年金第1号被保険者だけが付加年金に加入できます。
したがって、①10、②400、③200の組合せが正解です。
老齢基礎年金を受給するためには、原則として保険料納付済期間と保険料免除期間を合算した期間が10年以上あることが必要です。
〔②、③について〕
付加保険料は、国民年金保険料に加えて月額400円を納めることで、老齢基礎年金に加えて年額「200円×付加保険料納付期間の月数」の付加年金を受け取ることができる制度です。国民年金第1号被保険者だけが付加年金に加入できます。
したがって、①10、②400、③200の組合せが正解です。
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