FP3級 2017年5月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 Aさんは、事業を営む個人事業主である。Aさんは、父親から現在の事業を引き継いで以来、青色申告により確定申告を行っている。また、Aさんは、2023年中に、加入していた一時払変額個人年金保険の解約返戻金を受け取った。
 Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。

〈Aさんの家族構成〉
Aさん (50歳)
個人事業主
妻Bさん (46歳)
Aさんの青色事業専従者として、2023年中に青色事業専従者給与96万円(事前届出額以内で労務の対価として適正である)の支払を受けている。
長男Cさん(21歳)
大学生。2023年中に収入はない。
長女Dさん(14歳)
中学生。2023年中に収入はない。
〈Aさんの2023年分の事業所得の金額に関する資料〉
事業所得の金額
750万円(青色申告特別控除後の金額)
〈Aさんが2023年中に解約した一時払変額個人年金保険に関する資料〉
保険の種類
一時払変額個人年金保険
契約年月日
2008年5月1日
契約者(=保険料負担者)
Aさん
解約返戻金
450万円
正味払込済保険料
360万円
  • 妻Bさん、長男Cさんおよび長女Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • 家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • 家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。