FP3級過去問題 2017年5月学科試験 問14

問14

外貨預金に預け入れるために、預金者が円貨を外貨に換える場合に適用される為替レートは、預入金融機関が提示するTTSである。

正解 

問題難易度
79.6%
×20.4%

解説

預金者が、銀行等の金融機関で外貨と円とを交換する際に適用される為替レートにはTTSとTTBがあります。TTSとTTBは、TTM(仲値)に金融機関の為替手数料を足して設定されます。
TTS(対顧客電信相場)
預金者が円を外貨に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を売る(Sell)相場なので"TTS"。
TTB(対顧客電信相場)
預金者が外貨を円に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を買う(Buy)相場なので"TTB"。
14.png./image-size:528×171
設問では、預金者が円を外貨に交換しているので適用されるレートはTTSです。したがって記述は[適切]です。