FP3級過去問題 2017年5月学科試験 問11

問11

個人が年0.01%、預入期間1年の大口定期預金に1億円を預け入れた場合、所得税、復興特別所得税および住民税の源泉(特別)徴収後の手取りの利息は、8,000円である。

正解 

問題難易度
23.3%
×76.7%

解説

設問の条件で1年預けた場合の利息は次のように求められます。

 1億円×0.0001=10,000円

預貯金の利息は利子所得となり、原則として、受取時に所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%が源泉徴収されます(合計20.315%、1円未満切り捨て)。

したがって、利息の手取り額は次のように算出されます。

[源泉徴収額]
 10,000円×0.20315=2,031.5円→2,031円
[利子の手取り額]
 10,000円-2,031円=7,969円

したがって記述は[誤り]です。