FP3級 2017年1月 実技(金財:保険)

【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
 資産家のAさん(73歳)の推定相続人は、妻Bさん(70歳)、長女Cさん(46歳)および長男Dさん(40歳)の3人である。
 Aさんは、妻Bさんには現預金および自宅を、長女Cさんには賃貸ビルを相続させたいと考えており、遺言書の準備を検討している。
 また、Aさんは、現在、生命保険に加入していないため、相続対策として一時払終身保険への加入を検討している。

<Aさんの推定相続人>
妻Bさん
Aさんと自宅で同居している。
長女Cさん
Aさん夫婦と同居し、賃貸ビルの管理等の仕事をしている。
長男Dさん
会社員。妻と子2人の4人暮らし。
<Aさんが保有する主な財産(相続税評価額)>
現預金
7,000万円
自宅(敷地360㎡)
5,000万円
自宅(建物)
1,000万円
賃貸ビル(敷地400㎡)
1億3,000万円
賃貸ビル(建物)
9,000万円
  • 敷地は、「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
<Aさんが加入を検討している一時払終身保険の内容>
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
長女Cさん
死亡保険金額
2,000万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。