FP3級 2017年1月 実技(金財:保険)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 X社に勤務するAさん(40歳)は、専業主婦である妻Bさん(38歳)および長女Cさん(13歳)との3人暮らしである。Aさんは、大学卒業後、X社に入社し、収入面を含め、これまで安定した生活を送っている。
 Aさんは、先日、X社を担当している生命保険会社の営業担当者でファイナンシャル・プランナーのMさんから個人年金保険の提案を受けたことを機に、老後の生活資金について、準備を始めたいと考えるようになった。Aさんが提案を受けた個人年金保険に関する資料は、以下のとおりである。

<Aさんが提案を受けた個人年金保険に関する資料>
【パターン1】
契約者(=保険料負担者)・被保険者・年金受取人
Aさん
保険料払込満了年齢
60歳
年金開始年齢
60歳
月払保険料(口座振替)
30,000円
払込保険料累計額
720万円(20年間)
受取方法
10年保証期間付終身年金
基本年金額
30万円
特約
個人年金保険料税制適格特約

【パターン2】
契約者(=保険料負担者)・被保険者・年金受取人
Aさん
保険料払込満了年齢
65歳
年金開始年齢
65歳
月払保険料(口座振替)
30,000円
払込保険料累計額(①)
900万円(25年間)
受取方法
10年確定年金
基本年金額
94万円
年金開始時の一括受取額
910万円
年金受取累計額(②)
940万円
年金受取率(②÷①)
104.4%(小数点第2位以下切捨て)
特約
個人年金保険料税制適格特約
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。