FP3級 2017年1月 実技(FP協会:資産設計)問7
問7
建物の登記記録に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。- 当該建物を新築し、最初に取得した者がする所有権保存登記は、(ア)に記録される。
- 当該建物が売買により取得された場合、買主がする所有権移転登記は、(イ)に記録される。
- 当該建物を建築する際に、金融機関より融資を受け、当該建物を担保として抵当権が設定される場合、抵当権設定登記は、(ウ)に記録される。
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正解 1
分野
科目:E.不動産細目:1.不動産の見方
解説
不動産登記記録は、表題部と権利部で構成されています。
- 表題部
- 土地や建物の物理的状況が記載される部分。
土地については、所在・地番・地目・地積などが、建物については、所在・家屋番号・種類・構造・床面積などが記載されています。
表題部の登記は義務です。 - 権利部
- 土地と建物の権利に関する現在と過去の状況が記載される部分。
甲区と乙区に分かれていて、甲区には「所有権」に関する登記事項が、乙区には「所有権以外の権利(抵当権・地上権など)」に関する登記事項が記載されています。
- [不適切]。所有権は、(イ)権利部甲区に記載されます。
- 適切。所有権は、(イ)権利部甲区に記載されます。
- 適切。抵当権は、(ウ)権利部乙区に記載されます。
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