FP3級過去問題 2017年1月学科試験 問28
問28
相続税の「遺産に係る基礎控除額」を計算する際の法定相続人の数は、相続人のうちに相続の放棄をした者がいる場合であっても、その放棄がなかったものとしたときの相続人の数とされる。広告
正解 ○
問題難易度
○91.3%
×8.7%
×8.7%
分野
科目:F.相続・事業承継細目:4.相続と税金
解説
遺産に係る基礎控除額は以下の式で計算します。3,000万円+600万円×法定相続人の数
この式の法定相続人に含まれる相続人の範囲は、民法で次のとおり定められています。
- 配偶者
- 常に相続人となり、配偶者以外の人は、次の順序で配偶者と一緒に相続人になります。
- 第1順位
- 死亡した人の子供
- 第2順位
- 死亡した人の直系尊属(父母や祖父母など)
- 第3順位
- 死亡した人の兄弟姉妹
したがって記述は[適切]です。