FP3級 2016年9月 実技(金財:保険)
【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
個人で不動産賃貸業を営んでいるAさん(70歳)の推定相続人は、妻Bさん(70歳)、長女Cさん(45歳)および二女Dさん(42歳)の3人である。
Aさん夫婦は、長女Cさんと同居しており、将来は長女Cさんに面倒を見てもらいたいと考えている。Aさんは、妻Bさんには現預金および自宅を、不動産賃貸業を手伝ってくれている長女Cさんには賃貸ビルを相続させたいと考えているが、長女Cさんに偏った相続が行われると、長女Cさんと二女Dさんとの間で争いが起こるのではないかと心配している。
<Aさんの親族関係図><Aさんの家族構成>
Aさん夫婦は、長女Cさんと同居しており、将来は長女Cさんに面倒を見てもらいたいと考えている。Aさんは、妻Bさんには現預金および自宅を、不動産賃貸業を手伝ってくれている長女Cさんには賃貸ビルを相続させたいと考えているが、長女Cさんに偏った相続が行われると、長女Cさんと二女Dさんとの間で争いが起こるのではないかと心配している。
<Aさんの親族関係図><Aさんの家族構成>
- 妻Bさん
- Aさんおよび長女Cさんと同居している。
- 長女Cさん
- 独身。Aさんおよび妻Bさんと同居している。
- 二女Dさん
- 会社員の夫と2人の子の4人暮らし。
- 現預金
- 5,000万円
- 自宅(敷地330㎡)
- 4,000万円
- 自宅(建物)
- 1,000万円
- 賃貸ビル(敷地400㎡)
- 8,000万円
- 賃貸ビル(建物)
- 7,000万円
- 敷地は、「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと
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