FP3級過去問題 2016年9月学科試験 問39

問39

収入保障保険の被保険者が死亡し、保険金受取人が保険金を死亡時に一括で受け取る場合の受取額は、保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額と比べて()。
  1. 多い
  2. 少ない
  3. 変わらない

正解 2

問題難易度
肢111.7%
肢272.9%
肢315.4%

解説

収入保障保険は、被保険者が亡くなった際に、受取人に対して毎月定額が一定期間にわたり支払われるタイプの生命保険です。

所得を賄うことを目的とする保険なので、原則として死亡・高度障害保険金は、毎月に分けて支払われることになっていますが、未払いの保険金の一部または全部を一時金として受け取ることも可能です。ただし、一時金として受け取る場合の受取額は、年金として受け取る場合の総額よりも少なくなります。なぜかというと、保険会社が保険料を運用する期間が短くなるので、見込んでいた運用益相当額が差し引かれて支払われることになるためです。

したがって[2]が適切です。

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