FP3級 2016年5月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさん(42歳)は、妻Bさん(40歳)、長女Cさん(17歳)および長男Dさん(14歳)との4人家族である。Aさんは2023年9月に住宅ローンを利用して新築の戸建住宅(認定長期優良住宅および認定低炭素住宅ではない)を購入し、同月中に入居した。
 Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。

〈Aさんの家族構成〉
Aさん
会社員
妻Bさん
専業主婦。2023年中にパートタイマーとして給与収入80万円を得ている。
長女Cさん
高校生。2023年中に収入はない。
長男Dさん
中学生。2023年中に収入はない。
〈Aさんの2023年分の収入等に関する資料〉
給与収入の金額
800万円
上場株式の譲渡所得の金額
100万円

〈Aさんが購入した住宅に関する資料〉
住宅の建物および敷地を2023年9月に一括で取得し、同月中に入居し、その全部を住宅としている。
住宅(建物)の取得価額
1,944万円
土地(住宅の敷地)の取得価額
1,200万円
資金調達:自己資金
1,144万円
資金調達:銀行借入金
2,000万円(20年の割賦償還、2023年の年末残高は1,980万円)
住宅(建物)の床面積
110㎡
土地(住宅の敷地)の面積
100㎡
  • 妻Bさん、長女Cさんおよび長男Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • 家族は、障害者および特別障害者には該当しない。
  • 家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。