FP3級過去問題 2016年1月学科試験 問38

問38

医療保険等に付加される先進医療特約の対象となる先進医療とは、()において厚生労働大臣が承認しているものである。
  1. 契約時
  2. 責任開始日
  3. 療養を受けた時点

正解 3

問題難易度
肢114.7%
肢213.9%
肢371.4%

解説

先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養等で、今後、健康保険の保険給付の対象になるかどうかが検討されているものです。現時点では健康保険の適用外であるため、先進医療に係る費用については全額自己負担であり、また高額療養費制度の対象外となります。このため、一般的な保険診療の場合と比べて、患者の医療費負担が深刻になってしまうケースも少なくありません。この健康保険でカバーされない先進医療費の補填を目的とするのが先進医療特約です。

先進医療特約では、療養を受けた日において、その医療技術が厚生労働大臣の定めた「先進医療」である場合に保険金の支払い対象となります。

したがって[3]が適切です。

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