FP3級過去問題 2016年1月学科試験 問10

問10

地震保険の保険料の割引制度には、「免震建築物割引」「耐震等級割引」「耐震診断割引」「建築年割引」の4種類の割引があり、所定の要件を満たせば、重複して適用を受けることができる。

正解 

問題難易度
28.4%
×71.6%

解説

設問に登場する地震保険の保険料の割引制度はそれぞれ次のようなものです。
免震建築物割引(割引率:50%)
免震建築物の基準に適合する建物に対する割引
耐震等級割引(割引率:等級により10~50%)
耐震等級を有している建物に対する割引
耐震診断割引(割引率:10%)
地方公共団体等による耐震診断または耐震改修の結果、改正建築基準法における耐震基準を満たす建物に対する割引
建築年割引(割引率:10%)
昭和56年(1981年)6月1日以降に新築された建物に対する割引
地震保険の割引は、重複して受けることができません。このため4つの制度のうち最も割引が大きい1つを選択し適用を受けることになります。

したがって記述は[誤り]です。