FP3級 2015年5月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 Aさんは、理容業を営む個人事業主である。Aさんは、開業以来、青色申告により確定申告を行っている。また、Aさんは、2023年中に、加入していた一時払変額個人年金保険の解約返戻金を受け取った。
 Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。

〈Aさんの家族構成〉
Aさん (52歳)
個人事業主
妻Bさん (48歳)
Aさんの青色事業専従者として、2023年中に青色事業専従者給与84万円の支払を受けている。
長男Cさん(21歳)
大学生。2023年中に、アルバイトにより給与収入50万円を得ている。
〈Aさんの2023年分の事業所得の金額に関する資料〉
事業所得の金額
600万円(青色申告特別控除後の金額)
〈Aさんが2023年中に解約した一時払変額個人年金保険に関する資料〉
保険の種類
一時払変額個人年金保険
契約年月日
2014年3月1日
契約者(=保険料負担者)
Aさん
解約返戻金額
800万円
正味払込保険料
700万円
  • 妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • 家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • 家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。