X株式会社（以下、「X社」という）の創業社長であるAさんは、2024年4月、病気（業務外の事由）により65歳で死亡した。X社は、Aさんを被保険者とする生命保険契約の死亡保険金を原資として、Aさんの妻Bさん（65歳）に死亡退職金および弔慰金を支払う予定である。
　また、X社の社長に新たに就任したAさんの長男Cさん（40歳）は、Aさんの死亡により生命保険の必要性を再認識し、自身を被保険者とする生命保険に新規加入することを検討している。
　そこで、長男Cさんは、生命保険会社のファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。X社が加入していた生命保険の契約内容等は、以下のとおりである。

＜X社が加入していた生命保険の契約内容＞＜Mさんが長男Cさんに提案した生命保険の内容＞

• 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。