FP3級 2015年10月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさん(65歳)は、2023年10月にこれまで勤務していたX株式会社(以下、「X社」という)を勤続36年7カ月で退職する予定である。Aさんは再就職する予定はなく、ボランティア活動に積極的に参加することにより地域に貢献したいと考えている。また、Aさんは、2023年中に下記の生命保険契約を解約した。
 Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。

〈Aさんの2023年分の収入等に関する資料〉
退職金の額
2,600万円
給与収入の金額(1~10月分)
800万円
〈Aさんが2023年中に解約した生命保険に関する資料〉
保険の種類
一時払終身保険(無配当)
契約年月日
2013年5月1日
契約者(=保険料負担者)
Aさん
解約返戻金額
1,000万円
一時払保険料
900万円
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。